こんにちは、上白石一花です!
「世界一幸福な国、フィンランドの教育方法ってどんな感じなの?」「フィンランドの教育法や思考法を参考にしたい!」という疑問・願いを持っていませんか?
そんな疑問・願いにお答えできるよう、フィンランドの保育(子どもの教育)について書かれた論文を参考に推測していこうと思います。
この記事は以下の人におすすめ!
- フィンランドの教育方法が知りたい
- フィンランドの人々の考え方・マインドを参考にしたい
世界幸福度ランキング2022を見てみると、フィンランドが世界で最も幸福度が高いという結果になっていることがわかります。
三井真紀さんによって書かれた論文が参考になったので、それをもとに「フィンランドはなぜ幸福度が高いのか」について私なりに考察してみようと思います。
この記事を読めば、「フィンランドの幸福度の高さの理由」や「フィンランドの教育で大切にされている基本的な考え方」がわかります。
日本でもフィンランドの教育方法や思考法を取り入れることで、子どもの問題解決能力がアップして成績が上がったり、仕事で成果が出せる優秀な人材になったり、将来の可能性が上がります。
ぜひ参考にしてみてください!
それでは、どうぞ!
フィンランドの教育方法とは【実際の声】
フィンランドの教育現場を見た海外の人は、「保育者が何もしていないように見える」といったことを口にするそうです。その原因はなぜなのでしょうか。
フィンランドの教育理念が反映されている実際のエピソードを2つ紹介し、それをもとにフィンランドの教育方法についてポイントをまとめたいと思います。
アジア圏出身の方の声
フィンランドでは遠足の準備のお知らせには、先生からの服装や持ち物の具体的な指示がないときがあるそうです。
これについて、お子さんは、
困ったら自分から聞くようになるし、前よりも想像力がついた!
といった反応をしていたそうです。
日本では、学校で遠足に行くとなったら学校から服装や持ち物について必ず連絡を受けますよね?
その点でも、日本の教育方針とは異なっていることがわかります。
タイ出身の方の声
フィンランドの保育現場では、先生が大きな声で子供を叱ったり、注意したりするというところを見たことがないそうです。
親御さん
そもそも「子どもは騒ぐものだから」と考えているので、抑制しません。
これは、驚きです…
そもそも、日本ではこの考えの理解が得られる環境が少ない可能性があるので、取り入れるのは難しいですよね。
のびのびと育てたい!という方には、フィンランドのような教育方針の国で子育てをする方が合っているのかもしれません。
フィンランド出身の教員の声
教員
海外からくる視察の人達に「指導が最小限なのに、子どもが主体的になるのが興味深い」っていう評価をされたことがありますが、教師たちが子どもに口出しをしないからこそ、子どもは育つという考え方もできるでしょ?
フィンランドの教育現場を見たら、日本で生まれ育った私は視察の人たちと同じ発言をしますね(笑)
子どもの主体性って、子どもに任せる範囲を増やさないと育たない部分なのかなと感じました。
フィンランドの教育を参考にすると主体性を引き出すには、与えすぎず、子どもに考えさせることもが重要なようです。
フィンランドの教育方法とは【ポイント】
「実際の声」を踏まえ、フィンランドの教育方法のポイントをまとめると、以下の通りです。
- 子どもの想像力を育てることに力を入れている
- 子どものありのままを受け入れる環境を作っている
フィンランドの教育方法【日本で取り入れるには?】
フィンランドの教育方法では、2つのポイントが重要視されていることが分かりました。
しかし、それを知ったところで皆さんはこう思うのではないでしょうか?
日本での教育や子育てにフィンランドの教育方法を取り入れたいけど、具体的にはどうすればいいの?
この疑問に答えていこうと思います。
①子どもの想像力を育てるためには?
子どもの想像力を育てるためにできることを具体的に考えていきましょう。
実際の声を参考にして考えてみると・・・
- 子どもがやることを示すのではなく、一緒に考えてみる・想像してみる
- 問題が発生したとき、子ども自身に解決方法を考えてもらう
- 子どもの考えを聞いてみる
こういったことができそうです!
「想像力を育てる」というと難しく聞こえるかもしれませんが、要するに、普段から子どもの考える機会を増やすことができればオッケーです。
想像力を育てることは、「問題解決能力」の育成にもつながっています。
この力は、学校のテストで良い成績を出すことやプログラミング的思考で考えること、仕事で求められる人材になることに直結しています。
将来性がある力なので、子育てで時間がない方が多いと思いますが頑張ってみる価値ありです୧(⑉•̀ㅁ•́⑉)૭✧
ぜひ、余裕があるときは子どもに意見を聞いたり、一緒に考えたりしてみてくださいね!
時間がどうしても取れないという方には、家庭学習の中で想像力を育ててくれる教材を使うというのもありです。
幼児・小学生・中学生のお子さんには、インターネット不要で親御さんの手間がかからない家庭学習教材である天神がおすすめです。
私自身使ったことはないのですが、天神のサイトを見ていると私でもやりたくなっちゃって、これが利用できる年齢の時にやってみればよかったなと羨ましく思います(´;ω;`)
興味のある方は気軽に資料請求してみてください。
②子どものありのままを受け入れるためには?
次に、子どものありのままを受け入れるためにはどうしたら良いでしょうか?
実際問題、フィンランドと同様のことを日本でやるのは難しいですよね。
そこで、子どもがありのままでいるのとは反対の状況を考えて、その状況にならないようにするという逆転の対策をするほうが日本では現実的かと思われます。
子どもが抑え込まれている状況とは?
- 子どもがうるさかったときに理由を聞かずに怒る
- 子どもの知りたい・やってみたい・やりたくないなどの想いを受け取れていない
上記の状況は、私が考えた「子どもがありのままでいるのとは反対の状況」です。
「これら以外に思いつかない!」という方は、自分が子どもの立場だったらいやだと感じることは何かな?と想像してみるといいかもしれません(=^^=)
これら以外にも、考え付くことはあると思います。
その状況をなるべく回避していくと、フィンランドで大切にされている考え方に近づいていくと思います。
「フィンランドの教育方法とは」まとめ
ここからは、「フィンランドの教育方法とは」をまとめます。
- フィンランドの教育方法とは
- 子どもの想像力を育てることに力を入れている
- 子どものありのままを受け入れる環境を作っている
- 日本で取り入れるために具体的にやること
- ①子どもの想像力を育てるためには?
- 子どもがやることを示すのではなく、一緒に考えてみる・想像してみる
- 問題が発生したとき、子ども自身に解決方法を考えてもらう
- 子どもの考えを聞いてみる
- ②子どもをありのままに育てるためには?
- 子どもが抑え込まれている状況を想像して回避する
今回は、論文を参考にフィンランドの教育方法について紹介しました。
教育方法の観点からも、フィンランドの幸福度の高い理由が見えてきそうですね(๑˙꒳˙๑)フムフム
実際の子育ての参考になると嬉しいです!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!☻
▼参考論文▼
三井真紀、フィンランドの保育における共生の現状:幸福の国で親になる移民、VISIO, №49, 51-57.2019
▼上白石一花って誰?▼
☑心理学・情報学を学んでいる現役大学生
☑大学で学んだ心理学・情報学をメインに、日常生活で役立つ形の知識としてみなさんにお届けしています!
☑インスタグラムもやってます(*´꒳`*)
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